クラゲドーナツ

クラゲドーナツは虚無の味

2021年の日記を省みて

そういえば最近ここに日記書いてないなと思って、ふと毎日書いていた時期の記事を見てみた。 2021年後半によく記述している。あんまりはっきり書いてはないけど、2021年6月頃から糸がプッツンといってしまい色々休んだ。プッツンの割には軽いものだったので…

短歌 2024年01月

ッタッタッタトンネルが鳴る反響をまだ見ぬ雪に聞こえるように 飲み込んだ言葉は雨に流された好きって意味の全部で いいね! 黒猫の背に羽なんて無くていい飛ぶように手を伸ばして 祈る 今年はインプットをがんばりたい。 だが今回選んだ歌は正直よくわかっ…

短歌 2023年12月

モニターが獲物を捕らえ蠱惑する紅葉の鬼はキュートに笑う 月面は残した跡に気づくかな歩いていくよ海のランウェイ 満月も陰があること歌声が背中に触れて温かいこと 年末年始色々あってまとめ忘れていた。 2024はインプットをがんばりたい。

2023年シャニマス短歌まとめ

2023年中に詠んだシャニマスの短歌を全てまとめました。内心いいものも反省も多いけれど、それぞれ詠むために読んでなかったコミュ読んだり再読して発見があったりといいことも多かったです。ちょっと労力的に来年も全員分ってのは厳しいかもしれませんが、…

短歌 2023年11月

つむぐ ほつれる 一歩ずつ重なって糸は帆となり波をとらえる 恒星を支える星の存在を君が光って見せようとする 今月も1冊一応読めた。読めたというより目を通したぐらいだけど。がんばりてえですね。楽しくね 鑑賞記録 睦月都『Dance with the invisibles』 …

短歌 2023年10月

あゝ遠くまで飛んで行け折鶴は君を宿して翼をひらく 熱を帯び身体が宙に浮いたから歌は響いて鳴り止まなくて 去年なんとなくで応募したNHK全国短歌俳句大会に今年も挑戦しようと思い、いろいろ確認していました。去年はあんまり存じ上げていなかった審査員の…

短歌 2023年9月

BPM120より高鳴って嬉しいことがわかり嬉しい 宝石は青い炎のみちしるべ輝く君をたよりに歩く 日にそよぐ花が咲くまでほほえみを紡いだ声と水がながれる 今回の鑑賞で選んだ歌集ですが、個人的に触れてきた娯楽やインターネットが近いところを感じました。そ…

戦慄怪奇ワールド コワすぎ! 感想

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!を観ました。 この作品は「貞子VS伽椰子」などを監督した白石晃士が2012年に公開したシリーズ「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」の8年ぶり完全新作です。 youtu.be 私はこのシリーズを観たくてたまらなかったんですが、私が知った…

短歌 2023年8月

月光が内から照らす微笑みを隠しきれないあたしの仮面 葉を揺らす夏の日に触れ空へ向く放課後の君遠くなっても 今月も鑑賞を掲載します。難しいけど、発見もあって楽しい。 鑑賞記録 雪舟えま『たんぽるぽる』 目がさめるだけでうれしい 人間がつくったもの…

短歌 2023年7月

つながった縁をめぐる結び目がほどけないようまた手をつなぐ 今日は卵を二個使うぜいたくを許した朝の声とステップ サンセット君の瞳が届くから誰にも羽があることを知る 今月も少ないため、鑑賞をがんばっていこうと思います。感想になっているので今後改善…

短歌 2023年6月

" data-en-clipboard="true">王子様ドレスで踊る夜を超え魔法が解けても君は微笑む " data-en-clipboard="true"> 今月も投稿作で発表できないものがあるので以上です。来月も少ないかもしれない上、最近インプットが甘い気がするので、できそうなら歌集を読…

短歌 2023年5月

カーテンの隙間から見る真夜中の地上と空を反転させる 遠くからでも見える声雨が降る空にて光る君はサファイア 夜光性だから昼間はお日様に引いた斜めのラインマーカー 今月から投稿を始めたので公開できるものは以上です。

短歌 2023年4月

刹那主義だったとしても未来には今をつなげて生くしかないし 虹が出る画面に付いた水滴でもうすぐ傘を開く夜だよ 春風をラッピングする柔らかな熱を一緒にたしかめたくて つながった星から星へかがやきを伝えるために鳥は羽ばたく 君を見る/君に見られる水平…

短歌 2023年3月

いつだって努めて君が風を呼ぶ言葉を紡ぐあかりの祈り この店も透明だった入ろうと促す君がグラフィティアート 水の無いプールを泳ぐ明日にはマスクを外し目を見て話す しあわせの色したケーキ、服、笑顔、月が輝く君が好きだよ 水性のガラスが光折り曲げて…

短歌 2023年2月

鬼だって弱点がある好きだったあの人にさえ欠点はない 映画ならここでシーンが終わるけどコーヒーは冷め夜は覚めない あの人は干物に水をかける人海に囚われ陸地を泳ぐ 空を飛ぶ海を泳ぐもできないで霊長と呼ぶ小さきケモノ モノノケに道を塞がれ休みます炬…

短歌 2023年1月

まだ見ない星を目指して跳躍すホップステップ月へ銀河へ 放課後は西日が作る鍵盤を鳴らして歩く 運命だった うさぎにもさよならと言う優しさを持つ君でさえ黙ったままで 暗闇に右手差し出し「踊ろうよ」照明もない独り霧雨 宇宙さえ広がり続けて離れるし君が…

短歌 2022年12月

駅前の君に会うためのペルソナかわいい貴方が私を作る 季節柄あたたか〜いが恋しくてボタンを押して神を取り出す 海を飛ぶ鳥を眺める深海魚深々と燃える惑星に空 炬燵から腕を伸ばして向こう側まだ届かない沖にいる舟 鮫がいるごと鴨川を飛び越えるあ、喰わ…

「ぼっち・ざ・ろっく!」とアジカン、大好きです。ありがとう

久しぶりに、本当に久しぶりに日記としてのブログを更新しようと思う。理由はアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」があまりに自分に刺さる内容で、最後の最後には泣いてしまったから。 「ぼっち・ざ・ろっく!」が私にとって本当に特別な作品になった。どうしてここ…

短歌 2022年11月

窓外を走る車の音を聞く此処を離れる冬服の箱 あの車僕を轢こうと思うかもシャンプー切れて買わなきゃだった もしエビが四本足で歩いたら殻を剥くのもためらうだろうか 遅くても今すぐ走れあと7周先で止まらぬ君の憧れ 前を行く人の切る風身に纏う君も風切り…

短歌 2022年10月

洗顔で落ちる感覚幽霊が取り憑いててもさっぱりしてる ノケモノもケモノもいてもOKどうせ誰もがニンゲンダモノ この中に狼がいる疑いを向けあい生きる愚かさも食む 人間を愛する我に人間の要素DNAのパターン 幽霊に体重ねて夜を見ていくつか星を教えてみたい…

短歌 2022年9月

理性ダム決壊させて溢れ出る昔誰かを好きだったこと 宙に浮くラスボスごとく手を広げ寝ている夢の世界の勇者 体操着書いた名前が泥まみれ大人になって触れたからかい 満足のできない水を飲まされて渇き続ける欲張りの夜 一本で満足できる塊をたくさん売って…

短歌 2022年8月

ゼロイチが擦り切れるまで聞いた曲いつまでもいつまでもいつまで ミーティング画面が開くまで映る自分の顔がぐるぐるマーク ここ2階だったんだビル、寄せ集め1階の顔をアルバムにする 爆発が聞こえるからと家中の窓開けてみて27℃ ドトールのミルクレープを取…

短歌 2022年7月

「会いたいよ」モノローグなら届かないメッセージボトルの中の船 「会いたいね」ダイアローグは沈み行く船ごとく消え魚の住処 iPhoneのライトを星に見せつけてこっちも輝く星だと教える 原液で流し込む酒に罪着せ自分は潔白のように見せたね ハネがないから…

短歌 2022年6月

袖を折り作る気体の通り道晒した肌は知る 終わったね。 夕焼けが時間を騙すもうすでにバスは過ぎ去るというのに赤 こっち来い雨降る街の前線へ濡れた覚悟で駆け抜けろ君 くじらの子海はそれでも小さくて動いてはひび割れる水槽 ウグイスは夏近づけど春告げて…

短歌 2022年5月

未来では明日よりずっと良い日だと思える今日が増えますように 箱の中身はなんだろう、わからない初めて触れた月に似ている 誰とでも椅子取りゲームしたくせに二人になってからが本番 爆発がどーんとあって生まれた僕ら心臓をどーんと生きる しゃべれどもし…

短歌 2022年4月

春の花散り集い散りまた集い別れを告げて私と独り 風道を大名行列だと思う桜の花に斬りかかられる そわそわと揺れる生徒は初めての開く扉にご注意ください 生きていく名もなき人が死んでいく名のある人が今日もどこかで ラジオから過去が流れる未来だけ今と…

東京見聞録

中島由貴さんの1stLiveに行くために東京に来て一泊したので、その観光記録を残した。 渋谷到着。人の多さにびびる。出たところがハチ公前で、ペルソナ5 で見た!!って思いながら歩いた。めちゃくちゃよく見るところじゃんっていうわくわくがすごい。 物販の…

1st Live〜Chapter I〜感想

「中島由貴 1st Live ~Chapter I~」参加しました。 最高でした!ライブレポは声優グランプリにあるし(https://seigura.com/news/88497/)こんな素敵なレポは書けないので、個人的に印象に残った部分だけあげていこうと思います。 座席がちょうどしまゆき…

YOUR / MY Love letter 感想

シャニマスシナリオイベント「YOUR / MY Love letter」を読んだ。その感想をまとめておく。 「すべての名もなき人たちへ」送られた優しい物語だったなというのが大きな括りとしての感想。 誰もが光のあたる場所に立っているわけではなくて、誰かの脇役になっ…

エルデンリング

今月はもっと書くぞと思っていたけれど、特に書くほどのことができないでいた。 気がつくともう25日。3月も終わってしまう。年度が終わってしまう。終わることに恐怖を感じているらしい。たぶんこれといった成果を生み出せていないから。 常々成果を生み出せ…