いつだって努めて君が風を呼ぶ言葉を紡ぐあかりの祈り
この店も透明だった入ろうと促す君がグラフィティアート
水の無いプールを泳ぐ明日にはマスクを外し目を見て話す
しあわせの色したケーキ、服、笑顔、月が輝く君が好きだよ
水性のガラスが光折り曲げて新幹線の外を見せない
もしこれが終わりじゃなくて……なんて嘘たった二人でやるこおり鬼
もしこれが終わりじゃなくて……始まりで空に向かって吹くシャボン玉
証書持ち待ち合わせ場所伝え合ういつか忘れる校舎の名前
ベーグルに空いてる穴の向こう側歩いてた道歩いてく道
光が空を染めるとき色があることを知るから涙は青い
ムカつくなエ・モ・い言葉で飾り付け悲劇の花はひとりだけでいい
空いた穴埋めるのにまた穴を掘る貴方にもまだ謝れぬまま
インターネット子守唄聞きながら傷つけ合って死ぬまで踊る
安心を得たくて下を見るだろう蜘蛛の糸だと知らずに登れ