ゼロイチが擦り切れるまで聞いた曲いつまでもいつまでもいつまで
ミーティング画面が開くまで映る自分の顔がぐるぐるマーク
ここ2階だったんだビル、寄せ集め1階の顔をアルバムにする
爆発が聞こえるからと家中の窓開けてみて27℃
ドトールのミルクレープを取り崩すような生活 でも生きている
ハイウェイを下りる どこにも繋がってない道を行くオートマチック
道端にある不在票もう2度と日の目を見ないワレモノ注意
バスの一番後ろから見る景色「夏、停マリマス」皆降りていく
ライターと親指にある関係と同じ短い間の夜よ
雲の上にもドジな人バケツごとひっくり返し全部こぼれる
遠景で今撮られてる一発で整えられた前髪と風
工場の缶詰ごとく流れ行くバスの列から外れ次を待つ
風鈴を鳴らす温度は8月に冷たくなって9月に上がる
逃すことだってできた電車内にこもる熱気を病いの窓で
デタラメな踊りでもいい揺れながら作るハヤシの煮え立つ気泡
赤色が輝くうちに入る本屋出ると青すら黒く見えない
地下街の端の端まで行ったとて地上に出ると決められている
この世界全部が巨大洞窟で出口を求め歩き続ける
地獄ならとうの昔に入ってる独りで生きることは罪なの
僕のこと嫌いになってしまっても僕の嫌いな人にならないで
被害者面というお面を手に入れた ナイフもここで装備しますか?
寝苦しい夜に見る夢いつまでも後悔してる花火の咲く夜
肉を焼くにおいが満ちるもし明日消えたら僕もおんなじにおい?