クラゲドーナツ

クラゲドーナツは虚無の味

地球最後なら

 昨日は12月になってめちゃくちゃ寒いやんけということを書いていたらいつの間にか寝てしまっていた。睡眠は身体が幸福になるのでそれもいい。
 それにしても寒い。冬がいよいよ息がかかるほど目の前に迫ってきている。季節が流れ来る生き物だとして、春と秋は人間にあまりなつかないので遠くで様子をうかがっているが、夏と冬は人間大好きですり寄ってくるイメージがある。
 季節の変化は地球が傾いているから存在するらしい。日中の地表に対する太陽の角度が季節を決める。そこに人間が関与できる日はくるのだろうか。
 年々暑くなっていることを考えると関与しているといっても過言ではない気もする。
 もし地球の軸をめちゃくちゃにして植物も生き物も多くが絶えてしまった場合、それでも人間は生きられるのだろうか。
 10年少し前ぐらいは地球災害映画がしょっちゅうあったように思うけれど、現実でもそうなった時どうすれば生き延びられるのだろう。それとも生き延びることを諦めるのだろうか。
 自暴自棄になって全てを投げ出して、全財産を使ってココイチのカレーにトッピングを山盛りしてしまう。そういう最後を迎えるのかもしれない
 地球最後に食べるココイチ
 美味しいだろうな。
 地球最後と思えば色んなものがさらに美味しくなるのかもしれない。空腹が最高のスパイスだというように地球最後が最高のスパイスになる。
 本当にそうか?
 地球最後という事実はあまりに重々しい。実際には苦しく苦い味のするものかもしれない。大量のトッピングがのったココイチでも美味しいと感じない可能性がある。
 満腹が食べ物を受け付けなくなるように、自暴自棄がのったココイチはどうなるかわからない。
 地球がめちゃくちゃになる前に食べたいものを一度は食べておくのがいいかもしれない。