漠然とした不安。いや、実体はわかっているのだがその実体をつかもうとするには現状の力量も時間も足りない。
どうしようもないことがわかりきっているのにそのどうしようもなさを諦められないことにより不安という形で現れる。
自分のこういう性格にはうんざりする。
様々な状況は捉え方次第という考え方もあるが、そういう意味では常に悪い捉え方をしているということになる。困りもの。
後ろを向いて歩いている。それは前から近づくものにも気が付けないということ。歩いているだけましかもしれないがせめて横向くぐらいにとどめたい。
というわけで鬱屈な内容をここまでにする。
ここまで気分が鬱屈するのは急にきた寒さのせいにしておく。
それにしても寒い。なんだと思っているのか。
冬のコートを着た。とてもお気に入りのコート。
着ているだけでうきうきして気持ちも温かくなる。こういうものが僕を横向きにしてくれる。
生活の中での小さな横向きがいつしか正面になる。
首がねじ切れそうなぐらい後ろを向いてしまうけど、エジプトの壁画のようになっていつしか絶対に正面を向いてやるからなという気概が生まれる。
せめてこういう話を書く日をなくしたい。
今日の「おげんさんといっしょ」良かったねで書き始めればどれほどましだったか。
せめてという単語も禁止にしたほうがいいのかもしれない
それでも書くことはやめない。楽しいから。