クラゲドーナツ

クラゲドーナツは虚無の味

もっと読書したい

 一月も半月過ぎた。大して生産も消費もできていない気がする。最低限消費したものだけでも記録しておこうと、見たもの聞いたものをおおよそメモするところを作った。メモしておくといつでも思い出せるし、思っていたよりも何かを見ていることが確認できる。
 コンテンツの長さはまちまちとはいえ、一応10個以上は見ていることが確認できる。1日1個弱のペースを保っている。少なくとも2日に一回は何か記入できるといいな。
 いつも触れているコンテンツ(シャニマスとかオモコロとか)を抜くと出版禁止が最後になってしまうので、明日には何か新しいものを摂取できるといい。こういう希望は大風呂敷でも広げておくようにする。
 新しいものといえば、ロラン・バルト『明るい部屋』が届いた。シャニマスの同名イベントがきっかけで知った写真論の本。まだ少しページをめくった程度だけれど、写真とはなんなのかということを知るいい材料のひとつになりそうな予感がある。
 こういう本は誰かと意見を交わしながら読んだ方がいいんだろうなと感じている。読書している時に思うことだけれど、自分1人では取りこぼしてしまうものが多そう。読書は必ず取りこぼしてしまうものだから多少は仕方ないことなのだが、いろんな人の視点を入れながら、いろんな人の気付きを入れながら読んだ方が面白そうな本もある。大半の本がそうかもしれない。誰かと読書会をしたり、感想会とかしてみるといいんじゃないかと思う。
 このブログで何度かこの結論に辿り着いているということは相当やりたいんだろうなと思う。元々サボり癖があるのでそういう縛りがあった方がやりやすいという気持ちがあるんだろう。いつかやれるといいね。
 『明るい部屋』はとりあえず読み進めてみる。写真に興味がある人は買ってみてほしい。
 そういえば読書をしている時の感覚がいまだにうまく掴めない。聞いているように読む時と目から意味を読み取っている時とがあるような気がする。感覚的なものなので確実にそうだとも言い切れないけれど。聞くという感覚が人よりも少し劣っているようなので、聞いているような感覚で新書を読んでしまうと情報がかなり流れてしまうのが非常に困る。かといって常に目で読み取ってばかりいると集中力がいるので、継続して読むには向いていない。難しいね、読書。
 もっと読書が上手くなりたい。それにはもっと読むしかないのだ。
 いっぱい読むぞ。