クラゲドーナツ

クラゲドーナツは虚無の味

初めてのジョージ・R・R・マーティン

 ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者。そして今度出るフロム・ソフトウェアの「エルデンリング」の世界観に関わる神話を作ったらしい
 「ゲーム・オブ・スローンズ」はシーズン3まで見た。シーズン8まである。ここからめちゃくちゃ面白くなるらしいのでわくわくしている。
 ファンタジーと思って見たらめちゃくちゃ政治の絡む西洋歴史ものみたいなストーリーになって、そうかと思えば重厚なファンタジーが始まる。シーズン8まであるけどはまるとどんどん見てしまう。アマプラで見られるのでシーズン1だけでも見てほしい。
 そんな「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作「氷と炎の歌」シリーズを買おうか悩んだけれども、本屋の本棚に並んでいる姿に威圧されてしまった。まずは手の出しやすいものからでないと挫折してしまうと感じるほどの威圧感。僕は弱い。
 ふっと見ると「氷と炎の歌」シリーズの一番端にもうひとつ作者の名前があった。それが『ナイトフライヤー』だ。
 600ページ弱あるが6篇入っているし、1冊だからいけると感じて購入した。家に帰って改めて見るとその分厚さにまた威圧を感じる。
 買い物する時にめちゃくちゃ高いものを見てからまあまあの価格を見ると安く感じて買ってしまうように、「氷と炎の歌」シリーズの上下巻だらけという暴力の前で600ページは優しさに見えた。
 ところで「氷と炎の歌」シリーズはファンタジーだけども、「ナイトフライヤー」はめちゃくちゃSF。なんでも書けちゃうじゃん。どんな作品なのか今から楽しみ。
 できれば勢いにまかせてさくさく読んで「エルデンリング」までに「氷と炎の歌」1巻の上くらいには手を出しておきたい。あとアマプラでシーズン4を見たい
 はたして間に合うのか。